日本SFの歴史を未来へ

SFミュージアム財団公式サイト

イラスト・真鍋博「週末の風景」(部分)1989年 愛媛県美術館所蔵

OUR MISSION


日本SFは、日本人の考え方に大きな影響をあたえてきたと言えます。ほんの2例をあげれば、星新一のSFショートショート「おみやげ」「おーい でてこーい」「服を着たゾウ」などは長年教科書に採用され、小松左京のSF長編「日本沈没」はなんども映像化されてきました。日本SFの黎明期から現在までの貴重な資料を大切に保管し、そして国内外の方たちに広くその功績を知ってもらうための日本SFミュージアム創設を願って、私たちは一般財団法人SFミュージアムを設立しました。

ENDORSEMENTS


SFミュージアム財団への応援のコメントをいただきました。

井上雅彦 星新一ショートショートコンテスト出身作家。第22代日本SF作家クラブ会長

ここに来れば「会える」って、なんとも素晴らしいことだと思います。戦後の焼け跡からまだ十数年しか経っていない国で、未来を空想し、幻視し、想像を創造し、夢を紡ぎあげてきた、あのSF作家たちに、ここに来れば「会える」んです。そして「覗ける」んです。SF作家の頭の中を。宇宙を、恐竜を、タイムマシンを、悪魔を、未知の技術を、異次元の世界を、ガシガシと産み出してきた創作の現場の、原稿用紙や、資料、本たちとも出会える素晴らしい空間。それが、SFミュージアムなのです。実現してほしいです。夢を継ぐものとしても。愉しみにしています。未来を築く皆さんと、いつか、そこで「会える」日を。

日本SF作家クラブは、日本SFミュージアムの創設を応援しています。

新井素子 SF作家。第15代日本SF作家クラブ会長。SFミュージアム財団評議員

本好きにとって、本はいつでも大問題です。私は自分が作家だから、四万冊くらいの本を所有していますが、普通、これ無理(容積的に)。私が死んで、これを相続したひと……迷惑でしかないよね。ただ、散逸してしまうのは哀しい。そんな時、SFミュージアムって、素晴らしい構想だと思います。作家以外にも、コレクターの方やマニアの方、思い入れがある方にとって、心強いものになると思います。

真鍋真 国立科学博物館長。真鍋博長男。SFミュージアム財団監事

ミュージアムというと、収蔵庫に古いものが保管されていたり、懐かしいものが展示されたりするようなイメージがあるかもしれません。しかし、ミュージアムは現在を知り、未来を考えるための場所です。子どもたちは現代しか知らないかもしれません。過去を知ることで、何がどのように変わって来たのか、何が変わらないのか、現在という世界を時間軸の上で見ることが出来るようになります。そうすると次は未来を見たくなるはずです。未来の想像の仕方を教えてくれるのがSFだと知ったら、読みたくなりませんか? 現在のあなたは読者であるかもしれません。未来のあなたはもしかしたら著者かもしれませんよ。

小松実盛 小松左京ライブラリ代表。小松左京次男

日本SFの全貌を紹介する「SFミュージアム」は、物語や映像、ゲーム、イラスト、造形物など多彩な資料を通じて、SFが持つ深い洞察と未来への想像力を体験できる施設として期待されます。それは単なる知的好奇心を満たす場にとどまらず、環境問題や災害、AIの急速な進展といった現代社会の課題を多角的に考える手がかりとなるでしょう。本構想が、より良い世界を築くためのヒントを示し、未知を切り拓く探求心を育む拠点として発展していくことを望みます。

LINKS


以下のロゴより、日本SF作家クラブ、星ライブラリ、小松左京ライブラリへリンクしています。